本日、午前9時より涅槃会の法要を勤めました。
2月15日は仏教をおひらきになったお釈迦様のご命日になります。
お釈迦様は、インドの沙羅双樹の花がきれいに咲いた森の中で臨終の時をお迎えになり、悲しみにくれる阿難尊者ら多くの弟子、あらゆる生きとし生けるものに向い、「自灯明」「法灯明」-【自らを灯として他を灯とすることなかれ。法を灯として他を灯とすることなかれ。自らの人生を自らが道を切り開き、正しく生きよ。】-のお言葉を残されました。これは、人に頼ることなく自分の力で真っ直ぐ生きていくのだというありがたい教えです。
写真は涅槃図(釈迦の涅槃すなわち入滅 (死) の情景を表わした図)と、沙羅双樹の花です。
2月22日、9時より太子経が勤まりますので、是非お出かけ下さい。