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当寺院では、月に一度皆様にわかりやすい法話、

千手観音・白隠禅師

掲載日: 記事No.94

千手観音

 

一身に千手眼せんじゅがんそなえ、千手眼は一身を離れず、

すなわち一念に千通のそくすることを表す。

 

千手観音の体に生えた千本の手と、その手に描かれた千の眼は、人の苦しみを見失うことなくとらえ、救う、「願い」と「実践」の象徴。

千手観音の様に、見たら見たように心が動き、足が動き、手を出して黙々と実践できる、そんな人間になりたいものです。

 

 

 

白隠禅師

 

「一日暮らし」

 

人間の一生、どんな辛いことがあっても

きょう一日の辛抱だと思えば耐えられるし、

逆に嬉しいことがあっても

きょう一日と思えばそれにふけることもない。

誰でも、きょう一日、目の前のことであれば頑張れる。

きょう一日一所懸命やればいいこと。そうして最後に、

「一大事と申すは今日只今のこと」

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