平成27年度末よりご依頼のありました墓石が判明しました。
この墓石は家のルーツとなる大変貴重な初代を弔ったものです。
形式は大変珍しく、裏面に「南無阿弥陀仏」の名号と法名が脇に刻まれています。
当時は墓石の表面には◯◯家の墓とされることが多かったようですが、正式には表に「南無阿弥陀」の名号、花入れに◯◯家と墓石を建立する場合、浄土真宗では入れます。
この様に表、裏共に礼拝できる墓石は珍しく、当時の家人が大変に仏心の篤い方であったと思われます。今回は直ぐに見つかりましたが、通常は数か月の調査を要します。きっと仏様のご加護があった事と嬉しく思います。
*通常は個人情報保護の為、墓石の表は写しませんが、明治期のものであり個人を特定する事はできないと考えますので、依頼人了解の上HPに掲載いたします。