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本日、4月8日はお釈迦様のお生まれになった大切な日です。

降誕会、仏誕会、仏生会、浴仏会など様々な名前がありますが、目を引くのは仏像に甘茶をかける浴仏といった行いです。

お寺では本日午前9時に、仏師 、江里康慧先生の誕生仏をお飾りし、若院が出仕し、法要を勤めました。

浴仏はありませんでしたがが参詣の皆様とともにお慶びの法要をお勤めいたしました。

お勤め後、住職より阿弥陀様の前身である法蔵菩薩、三仏忌(降誕会・成道会・涅槃会)、また、お勤めしました4文字・80句で成り立つ嘆仏偈の偈文について、お話ししました。

ご参詣の皆様には、記念品として美濃忠の春の和菓子をお渡しさせていただきました。

 

お釈迦様の誕生のお話し

お釈迦様は、生まれるとすぐに7歩あるき、右手で天を左手で地を指して、「天上天下唯我独尊てんじょうてんげゆいがどくそん」と唱えたと言われています。「天にも地にも私一人の大事な存在である。同じ様にあなたも唯一人、皆が唯一無二の大切な存在なのです」という意味です。写真の誕生仏は、その時の天と地を指さすお姿を表しているものです。

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