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当寺院では、月に一度皆様にわかりやすい法話、

あけましておめでとうございます

掲載日: 記事No.36

正月、元旦はいかがお過ごしでしたでしょうか。
親鸞聖人は「唯は、ただ一つ、二つを並ぶを嫌う言葉なり」と唯心鉦文意の中に述べられております。この「嫌う」とはまだ他にある、代わりがあるという考え方を嫌うという意味です。
元旦だけでなく、「毎日」を「1月1日」と心得て生きていくことが本当の生き方であると教えてくださっています。
また、「松立てず、しめかざりせず、餅つかず、かかる家にも春は来にけり」といった昔の句があります。現在はなかなかお正月らしい飾りをしないお家が多く なりましたが、この句は正月の飾りは自分の心の中にこそ、厳かに飾り、人生を生き抜く誓願を確立することが真実の飾りであるという意味です。
どうぞ、自分自身の心の飾りをしっかりとお持ちいただければと念じております。

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