本日、午前９時より涅槃会ねはんえの法要を勤めました。

２月１５日は仏教をおひらきになったお釈迦様のご命日になります。

お釈迦様は、インドの沙羅双樹さらそうじゅの花がきれいに咲いた森の中で臨終の時をお迎えになり、悲しみにくれる阿難尊者あなんそんじゃら多くの弟子、あらゆる生きとし生けるものに向い、「自灯明じとうみょう、法灯明ほうとうみょう」のお言葉を残されました。これは、人に頼ることなく自分の力で真っ直ぐ生きていくのだというありがたい教えです。

添付の写真は「沙羅」の花、涅槃絵図、そして人間国宝、故・英里先生の涅槃像です。

１月６日、あま市新居屋の西光寺で、報恩講が営まれ、住職が出仕いたしました。

地域のお寺では、お互いがそれぞれの寺院の大きな法要に出仕しております。

平成２７年度末よりご依頼のありました墓石が判明しました。

この墓石は家のルーツとなる大変貴重な初代を弔ったものです。

形式は大変珍しく、裏面に「南無阿弥陀仏」の名号と法名が脇に刻まれています。

当時は墓石の表面には◯◯家の墓とされることが多かったようですが、正式には表に「南無阿弥陀」の名号、花入れに◯◯家と墓石を建立する場合、浄土真宗では入れます。

この様に表、裏共に礼拝できる墓石は珍しく、当時の家人が大変に仏心の篤い方であったと思われます。今回は直ぐに見つかりましたが、通常は数か月の調査を要します。きっと仏様のご加護があった事と嬉しく思います。

＊通常は個人情報保護の為、墓石の表は写しませんが、明治期のものであり個人を特定する事はできないと考えますので、依頼人了解の上ＨＰに掲載いたします。

午前８時、修正会のお勤めには、約５０名のご門徒の皆様が参加くださり、一年の新たな心持ちで仏様の前でお誓いいたしました。

お参りいただいた小さなお子様にはお寺より記念品の贈呈などを行いました。

また、午前中の参詣者、１００名の皆様に仏様の御下がりとして、「福・鶴亀の千なり」と、みかんをお配りしました。

どうぞ、本年が良き年でありますように。

合　　掌

１２月３０日、皆様が新しいお年を迎えられますよう、境内地の整備清掃を行いました。

多くの皆様にご参詣いただきますよう、境内地の樹木管理を依頼している(株)一耕園の職人が樹木の剪定、当寺職員が本堂内及び境内地、墓地への通路、墓参用の桶、柄杓などの整備を行いました。

元旦、午前８時より修正会が勤まります。皆様、是非ご参詣ください。